私はこれまで、コンクールや評価の中で音楽と向き合う時間を多く過ごしてきました。
その中で感じてきたのは、「上手にできること」や「結果」だけが音楽の価値ではない、ということです。
音楽は、本来もっと自由で、もっと個人的なもの。
自分の内側にある想いや感情を、音として表現するものだと考えています。
恩師からいただいた
「音楽は内面が一番大切」
という言葉は、今でも私の指導の軸になっています。
だからこそ教室では、
“うまくなること”だけを目的にはしていません。
・できるようになる喜び
・誰かに聴いてもらう嬉しさ
・表現する楽しさ
・自分の「好き」に気づくこと
そういった一つひとつの体験を大切にしながら、
子どもたちが自分らしく音楽と関われる環境をつくりたいと考えています。
音楽は、将来プロになるためだけのものではありません。
人生の中で、心を支えたり、豊かにしたりする大切な存在です。
小さな頃に触れた音楽の経験は、
やがてその人の感性や生き方にもつながっていくと感じています。
また、レッスンはお子さまだけで完結するものではなく、
ご家庭の支えや日々の関わりもとても大きな力になります。
だからこそ、保護者の方とも同じ方向を見ながら、
一人ひとりの成長に寄り添っていきたいと思っています。
「好き」という気持ちは、何よりも大きな原動力です。
その芽を大切に育てながら、
音楽を通して、それぞれの人生がより豊かになることを願っています。